相性の悪い水と油、その中を取り持つのが乳化剤と界面活性剤です。
アロマテラピーやハーブでは、
水に溶けない精油やフィトケミカルを、どうにかして安全に使いたい。
また、乳化状態のほうが好ましい肌や髪には、
油性の製剤より乳化したものを使いたい。
洗浄洗濯、お料理にも欠かせないのが乳化であり、
それを可能にするのが乳化剤・界面活性剤です。
乳化剤と界面活性剤と聞くと、
体によくないのでは?と思う方も増えてきました。
乳化剤と界面活性剤には強力すぎる物もあり、
保存性も下がるため、トラブルの原因になることも多いです。
その一方で、乳化すること、界面活性剤を使うことで、
安全に使える物もあります。
また、それぞれに特性があるので、
精油を混ぜるなら、チンキを混ぜるなら、
油脂と水分を混ぜるなら~と、ケースに応じた最適な選択と、
割合、手順、最適な保存料などを選びたいですね。
ここでは、身近な素材から手に入りやすい乳化剤と界面活性剤を使って、
実際にアロマ、ハーブの製剤で
レシピを組み立てられるように、学んでいきます。
相性の悪い精油と水
乳化すると精油の働きはどうなるか?香りの変化も含めて予測してみましょう!
電気陰性度なども参考に考えてみます。
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- 乳化剤と界面活性剤1回目①歴史と概要 (15:24)
- 乳化剤と界面活性剤1回目②身近な界面活性剤の例 (8:06)
- 乳化剤と界面活性剤1回目③界面の種類と身近な界面活性 界面の問題 (7:26)
- 乳化剤と界面活性剤1回目④極性 電気陰性度 分子間引力 (23:56)
- 乳化剤と界面活性剤1回目⑤酸化について 油脂を例に スクワランなどの水素添加による飽和 (10:36)
- 乳化剤と界面活性剤1回目⑥極性と分子間引力から考える抽出 ドライとフレッシュ、基剤との関係 (28:12)
- 乳化剤と界面活性剤1回目⑦化学式からみる極性と非極性 (7:15)
- 乳化剤と界面活性剤1回目⑧実習について (7:14)
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- 乳化剤と界面活性剤2回目①界面とは 界面のいろいろ 電気陰性度 酸素原子の強さ 原子の力の差 綱引きのたとえ 極性と非極性 (24:59)
- 乳化剤と界面活性剤2回目②水と油が分かれる理由 水分子の酸素原子の強さ 分子間引力 水に溶けていること・水で抽出する場合の引力 (14:34)
- 乳化剤と界面活性剤2回目③油性の成分と油脂 経皮吸収 精油を例に (21:38)
- 乳化剤と界面活性剤2回目④化学式で見る極性・非極性 水と混ざるもの(エタノール、グリセリンなど)前回の宿題実習1の振り返り (20:46)
- 乳化剤と界面活性剤2回目⑤界面活性剤とは 界面活性剤の様々な作用 (15:16)
- 乳化剤と界面活性剤2回目⑥質問回答(入浴に精油を使うとき、あらかじめエタノールに溶かすこと)、界面活性剤の汚れを落とす作用、ミセル形成、相性の悪い界面活性剤、実習2について (22:30)
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- 乳化剤と界面活性剤3回目①実習2の振り返り (15:45)
- 乳化剤と界面活性剤3回目②界面活性剤と表面張力 (20:15)
- 乳化剤と界面活性剤3回目③復習 電気陰性度 極性非極性 (12:27)
- 乳化剤と界面活性剤3回目 ④ご質問回答 1,8-シネオールは水に溶けているか?フローラルウォーターについて (7:50)
- 乳化剤と界面活性剤3回目⑤界面活性剤 水中油型と油注水型 (10:58)
- 乳化剤と界面活性剤3回目⑥界面活性剤の分類(全体) 陰イオン界面活性剤について① (22:53)
- 乳化剤と界面活性剤3回目⑦陰イオン界面活性剤 石鹸 (21:58)
- 乳化剤と界面活性剤3回目⑧陰イオン界面活性剤の詳細 スルホン酸塩、硫酸エステル塩、リン酸塩系の界面活性剤 (14:04)
- 乳化剤と界面活性剤3回目⑨陰イオン界面活性剤まとめ (8:40)